こんにちは、ハムスター社長です🐹
私は、現在(2023年4月)産休中です。
産休中にFPの勉強を趣味でやっているのです。
FPの試験項目で出てくる1分野に「損害保険」があります。
そこで今回は、FP必須科目「損害保険」について解説していきたいと思います。
「損害保険」の中でも、基本の部分を重点的にやっていきます。
はい、目次!
損害保険の基本
(1)損害保険とは?
損害保険のそもそもの意味はこちらです。
2)損害保険料の構成
損害保険料は、
・純保険料(保険会社が支払う保険金にあてられる部分)
・付加保険料(保険会社が事業を維持するための費用)
で構成されています。
生命保険と一緒ですね!
(3)損害保険の種類
損害保険には基本的に下記があります。
・火災保険
・地震保険
・自動車保険
・傷害保険
・賠償責任保険
1つずつ解説していきます。
火災保険

火災以外にも、落雷や台風などの損害も補填してくれます!
※火災保険にはいくつかありますが、住宅物件の火災保険について説明します。
地震保険

地震保険は、火災保険とセットで契約できます!
地震保険単独で契約はできません!
地震保険は、住宅と住宅内の家財が保証の対象になります。
ですが、住宅内の家財が30万を超える貴金属や宝石などは補償の対象にはなりません。
また、地震保険金は、火災保険金の30~50%の範囲で設定できます。
ただし、建物は5000万円、家財1000万円が上限です。
自動車保険

強制加入の自動車保険(自賠責保険)と、
任意加入の自動車保険(民間の保険)があります!
自賠責保険は、すべての自動車(原付含む)の
所有者と運転者が必ず加入しなければいけない保険です。
自賠責保険の補償対象は、被害者のみです。
加害者のケガや自動車の破損は対象外です。
加害者のケガや自動車の破損に対して補償を付けたい人は、
任意加入の自動車保険に加入する必要があります。
任意加入の自動車保険は、次のようなものがあります。
・対人賠償保険
・対物賠償保険
・搭乗者傷害保険
・自損事故保険
・無保険車傷害保険
・車両保険
・人身傷害補償保険
etc…
傷害保険
- 普通傷害保険
国内外を問わず、日常生活で起こる障害を補償する保険。 - 交通事故傷害保険
国内外で起きた交通事故、建物や乗り物の火災などによる障害を補償する保険。 - 国内旅行傷害保険
国内旅行中の障害を補償する保険。 - 国外旅行傷害保険
海外旅行中(家を出てから帰宅するまで)の障害を補償する保険。etc…
細菌性食中毒を補償してくれる保険は、
国内旅行傷害保険、国外旅行傷害保険だけです!
賠償責任保険
- 個人賠償責任保険
日常生活における事故によって、他人にケガをさせたり、他人のものを壊したことにより、
損害賠償責任を負ったときに備える保険。 - PL保険(生産物賠償責任保険)
製造、販売した製品の欠陥によって、他人に損害を与え、
損害賠償責任を負ったときに備える保険。 - 施設所有(管理)者賠償責任保険
施設の不備による事故または施設内で業務遂行中に生じた事故の賠償責任に備える保険。 - 受託者賠償責任保険
他人から預かった物を壊したり、なくしてしまった場合などの賠償責任に備える保険。etc…
損害保険で、よく疑問に思うこと
(1)生命保険料控除みたく、損害保険料控除があるの?
残念ながら、「損害保険料控除」というのはないですが、地震保険料控除はあります。
地震保険料を支払っていると、年間の保険料支払い額によって
所得税から控除を受けることをができます。
この控除を受けるためには、
年末調整か確定申告で年間の生命保険料支払い額を申告してください。
地震保険料控除額は、
所得税で地震保険料の全額(最大5万円)
住民税で地震保険料の50%(最大2.5万円)
です。
(2)損害保険会社から保険金を受け取った場合、保険金は課税?非課税?
損害保険の場合、保険金は損失保険を目的としているため、
原則として非課税です。
ただ、死亡保険金、満期保険金、年金として受け取る場合の保険金は、
生命保険と同様の扱いになります。
わたしもまだまだお金のことについて勉強中です!
知識をアップデートしたら
この記事もさらにアップデートしていきます(/・ω・)/
この記事が少しでも参考になれば幸いです(/・ω・)/
以上、ハムスター社長でした🐹
コメント