こんにちは、ハムスター社長です🐹
私は今年産休に入ったので、配偶者特別控除を受けようと思っています。
ということで、配偶者控除・配偶者特別控除に関して勉強してみました。
今回は、配偶者控除・配偶者特別控除を紹介していきたいと思います。
この記事が参考になる人
- 配偶者控除・配偶者特別控除について知りたい人
- 配偶者控除・配偶者特別控除で税金を軽くしたいと思ってる人
- 妻が産休や育休に入った人
はい、目次!!
配偶者控除について
配偶者控除の基本知識について、解説していきます。
配偶者控除とは?
配偶者控除とは、所得控除の1種で、控除対象配偶者がいる場合に適用することができます。
控除対象配偶者の要件は以下です。
【控除対象配偶者の要件】
- 納税者本人と生計を一にする配偶者(青色専業専従者と事業専従者は除く)であること
- 配偶者の合計所得金額が48万円以下であること
- 納税者本人の合計金額が1000万円以下であること
所得控除とは、税金を計算するときに、所得から控除することができるもの(課税されないもの)をいいます。
所得税の計算の流れは以下です。
【所得税の計算の流れ】
- 所得を10種類に分け、それぞれの所得金額を計算する。
- 各所得金額を合算して、課税標準を計算する。
- 課税標準から所得控除を差し引いて、課税所得金額を計算する。
- 課税所得金額に税率をかけて、所得税額を計算する。
- 所得税額から税額控除を差し引いて、申告税額を計算する。
③にでてくる「所得控除」の1種が、配偶者控除・配偶者特別控除になります。
所得税の仕組みについて知りたい方は、下記を参考に!

配偶者控除額
配偶者控除額は以下表を参照してください。
納税者本人の合計所得金額 | 控除対象配偶者 | 老人控除対象配偶者 |
900万円以下 | 38万円 | 48万円 |
900万円超~950万円以下 | 26万円 | 32万円 |
950万円超~1000万円以下 | 13万円 | 16万円 |
老人控除対象配偶者とは、70歳以上の控除対象配偶者のことをいいます。
配偶者特別控除について
配偶者特別控除の基本知識について、解説していきます。
配偶者特別控除とは?
配偶者特別控除とは、配偶者控除の対象にならない場合で、以下の要件を満たす場合に適用することができます。
【配偶者特別控除の要件】
- 納税者本人と生計を一にする配偶者(青色専業専従者と事業専従者は除く)であること
- 配偶者の合計所得金額が48万円超~133万円以下であること
円超~201万円以下 - 納税者本人の合計金額が1000万円以下であること
配偶者特別控除額
配偶者特別控除額は以下表を参照してください。
配偶者の 合計所得金額 | 納税者本人の合計所得金額 | ||
900万円以下 | 900万円超~ 950万円以下 | 950万円超~ 1000万円以下 | |
48万円超~95万円以下 | 38万円 | 26万円 | 13万円 |
95万円超~100万円以下 | 36万円 | 24万円 | 12万円 |
100万円超~105万円以下 | 31万円 | 21万円 | 11万円 |
105万円超~110万円以下 | 26万円 | 18万円 | 9万円 |
110万円超~115万円以下 | 21万円 | 14万円 | 7万円 |
115万円超~120万円以下 | 16万円 | 11万円 | 6万円 |
120万円超~125万円以下 | 11万円 | 8万円 | 4万円 |
125万円超~130万円以下 | 6万円 | 4万円 | 2万円 |
130万円超~133万円以下 | 3万円 | 2万円 | 1万円 |
配偶者控除と配偶者特別控除に関するQ&A
配偶者控除と配偶者特別控除に関して、よく質問がある内容をまとめてみました。
妻が産休・育休中の場合、夫は配偶者控除・配偶者特別控除を受けられる?
結論、妻が産休・育休中の場合、夫は配偶者控除・配偶者特別控除を受けられます。
出産手当金・出産一時金・育児休業給付金は収入としてみなされません。
ただし上記でも言ったように、
配偶者控除を受ける場合は、その年の配偶者の合計所得金額が48万円以下(年収103万円以下)であること、
配偶者特別控除を受ける場合は、その年の配偶者の合計所得金額が48万円超~133万円以下(年収103万円~201万円以下)であることが必要です。
出産手当金について知りたい方は下記を参考に!

育児休業給付金について知りたい方は下記を参考に!

配偶者控除・配偶者特別控除は夫婦間で互いに受けられる?
結論、配偶者控除・配偶者特別控除は夫婦間で互いに受けることができません。
まあそんなうまい話ないですよね(笑)
上記で言ったように、夫婦どちらか片方が配偶者控除・配偶者特別控除を適用できます。
配偶者控除・配偶者特別控除は別居中でも受けられる?
結論、配偶者控除・配偶者特別控除は別居中でも受けることができます。
配偶者控除・配偶者特別控除を受けるの要件の1つとして、「納税者本人と生計を一にする配偶者であること」が挙げられています。
生計が一緒であれば、別居中でも配偶者控除・配偶者特別控除は使用できますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を下記へまとめます。
この記事のまとめ
この記事が参考になれば嬉しいです(/・ω・)/
以上、ハムスター社長でした🐹
ブログ村のランキング参加しております♪ もし良ければ、ポチッと押してください!



コメント