こんにちは、ハムスター社長です🐹
昨今のコロナ渦で株式投資ブームに火が付きましたね。
徐々にこのブームのほとぼりは冷めていってるようですが、
まだまだ熱い株式投資ブーム。
株式の基本をすっ飛ばして、株式の売買をしてるなんてことも
あり得るのではないでしょうか?
今回は、「株式の指標」について紹介したいと思います。
はい、目次!!
目次
株式の相場指標
株式市場の株価水準や動きを見るための指標を紹介していきます♪
紹介する指標は
- 日経平均株価(日経225)
- 東証株価指数(TOPIX)
- JPX日経インデックス400(JPX日経400)
です!
日経平均株価(日経225)
日経平均株価(以下、日経225と呼ぶ)は、
株価の高い銘柄(値がさ株)の影響を受けやすいです。
株価の高い銘柄(値がさ株)の影響を受けやすいです。
SBI証券で日経225の指数を見ると、現在(2023年5月10日)は29,132ポイントです↓


東証株価指数(TOPIX)
東証株価指数(以下、TOPIXと呼ぶ)は、時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいです。
SBI証券でTOPIX指数を見ると、現在(2023年5月10日)は2,085ポイントです↓
JPX日経インデックス400(JPX日経400)
JPX日経インデックス400(以下、JPX日経400と呼ぶ)は、
日本取引所グループ、東京証券取引所、日本経済新聞社が共同で開発した株価指数です。
日本取引所グループ、東京証券取引所、日本経済新聞社が共同で開発した株価指数です。
また、指数は基準日(2013年8月30日)を10000ポイントとして算出しています。
SBI証券でJPX日経400指数を見ると、現在(2023年5月10日)は18,794ポイントです↓


株式投資に用いる指標
株式投資を行う時の判断基準となる指標(個別銘柄の指標)を紹介していきます。
紹介する指標は、
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
- ROE(自己資本利益率)
- ROA(総資産利益率)
- 配当利回り
- 配当性向
- 自己資本比率
です!
PER(株価収益率)
PERが低い銘柄は割安、高い銘柄は割高と言えます。
PERの計算式は下記です。
PER(倍)= 時価総額 / 当期純利益
時価総額 = 株価 × 発行済株式数なので、下記のようにも表されます。
PER(倍)
= 時価総額 / 当期純利益
= 株価 × 発行済株式数 / 当期純利益
= 株価 / 1株当たり純利益
= 時価総額 / 当期純利益
= 株価 × 発行済株式数 / 当期純利益
= 株価 / 1株当たり純利益
上式の分子に、1株当たり純利益というのがあります。これはEPSと呼ばれます。
PERと似ている指標ですが、EPSもついでに紹介します。
PERと似ている指標ですが、EPSもついでに紹介します。
EPSの計算式は下記です。
EPS(円)= 当期純利益 / 発行済株式数
PERを見ていれば、EPSを見る必要はないかな~と思います。
PERは、10~20倍になっていれば打倒ですが、
過去のPER水準や同業他社のPERと比較して企業の評価をするようにしてくださいね。
過去のPER水準や同業他社のPERと比較して企業の評価をするようにしてくださいね。
PBR(株価純資産倍率)
PBRが低い銘柄は割安、高い銘柄は割高と言えます。
PBRの計算式は下記です。
PBR(倍)
= 時価総額 / 当期純資産
= 時価総額 / 当期純資産
時価総額 = 株価 × 発行済株式数なので、下記のようにも表されます。
PBR(倍)
= 時価総額 / 当期純資産
= 株価 × 発行済株式数 / 当期純資産
= 株価 / 1株当たり純資産
= 時価総額 / 当期純資産
= 株価 × 発行済株式数 / 当期純資産
= 株価 / 1株当たり純資産
上式の分子に、1株当たり純資産というのがあります。これはBPSと呼ばれます。
PERと似ている指標ですが、BPSもついでに紹介します。
PERと似ている指標ですが、BPSもついでに紹介します。
BPSの計算式は下記です。
BPS(円)= 当期純資産 / 発行済株式数
PBRを見ていれば、BPSを見る必要はないかな~と思います。
PBRは、約1倍になっていれば打倒ですが、
過去のPBR水準や同業他社のPBRと比較して企業の評価をするようにしてくださいね。
(PERと同じ考え)
過去のPBR水準や同業他社のPBRと比較して企業の評価をするようにしてくださいね。
(PERと同じ考え)
ROE(自己資本利益率)
ROEが高い会社は、儲け上手な会社ということです。
ROEの計算式は下記です。
ROE(%)= 税引き後の当期純利益 / 自己資本 × 100
ROEは、10%以上が優良企業と言われる目安ですが、
次で紹介するROAの結果と一緒に見て、その企業が優良かどうかを判断してください。
ROA(総資産利益率)
ROEの計算式は下記です。
ROA(%)= 税引き後の当期純利益 / 総資産 × 100
ROEは、5%以上が優良企業と言われる目安です。
ROEと同じように
ROAが高い会社は、儲け上手な会社ということです。
ROAが高い会社は、儲け上手な会社ということです。
ですが、ROEとROAの違うところは、
利益を出した財源が自己資本か総資産かというところです。
利益を出した財源が自己資本か総資産かというところです。
総資産は簡単に言うと、
総資産 = 自己資本(株主が出資したお金) + 他人資本(銀行などが出資したお金)
です。
総資産 = 自己資本(株主が出資したお金) + 他人資本(銀行などが出資したお金)
です。
他人資本=負債でもあります。
ROEとROAが同業他社と比べてともに高い場合は、
自己資本と他人資本をうまく活用できていることを示します。
自己資本と他人資本をうまく活用できていることを示します。
このようにROEとROAを一緒に見て、その企業が優良かどうか見解を出してください。
ROE | ROA | 見解 | |
同業他社 と比べて |
高い | 高い | 自己資本・他人資本をうまく活用しているので、 収益性が高い |
高い | 低い | ・自己資本を使っての収益性が高い ・他人資本が活用できておらず、 負債が大きくなっている可能性が高いので注意 |
|
低い | 高い | 普通こんな企業はないので、注意 | |
低い | 低い | 自己資本・他人資本をうまく活用できておらず、 収益性が低い |
配当利回り
配当利回りの計算式は下記です。
配当利回り(%)= 1株当たりの配当金 / 株価 × 100
配当性向
配当性向の計算式は下記です。
配当性向(%)= 配当金総額 / 税引き後の当期純利益 × 100
自己資本比率
自己資本比率の計算式は下記です。
自己資本比率(%)= 自己資本 / 純資産 × 100
自己資本比率の目安は、30%以上と言われています。
ただし、業種によってこの目安が異なってきますので、注意が必要です。
ただし、業種によってこの目安が異なってきますので、注意が必要です。
業種別の自己資本比率の目安は、下記を参考にしてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ株式投資に上記の指標を参考にしてください!
この記事が少しでも多くの人参考になれば幸いです(/・ω・)/
以上、ハムスター社長でした🐹
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