住宅ローンの基礎知識【ローンを組む前に必要な知識】

こんにちは、ハムスター社長です🐹

2023年1月に、各大手銀行が固定金利の引き上げを発表しました。

これにより住宅購入を考えていた人も、

住宅購入を考えていたのに・・・

と一歩引く感じになるのではないでしょうか。

そこで今回は、「住宅ローンの基礎知識」についてまとめてみました。

住宅購入について悩む人は、
住宅ローンについてより知ることで
住宅購入について計画を立てやすくなるかもしれません。

それでは、いきましょう!

はい、目次!!

 

目次

住宅ローンとは

What-is-a-mortgage

世の中には様々なローン(お金の借り入れ)がありますよね。

その中でも、住宅購入をする際に組むローンを 住宅ローン といいます。

住宅ローンは、ほかのローンよりも金利が低く設定されています。

借りる金額が大きいので、金利が高いと借り手があらわれないものですもんね。

 

住宅ローンの金利

Mortgage-Interest-Rates

住宅ローンは、金融機関(銀行など)からお金を借ります。
金融機関もただではお金を貸してくれないので、
顧客に貸したお金に”利息”を付けてお金を貸します。

そこで、金融機関がお金を貸す際に金利を設定する必要があります。

金利の設定方法は
・固定金利型
・変動金利型
・固定金利選択型
があります。

1つずつ紹介していきます。

(1)固定金利型

【固定金利型とは】
ローン申し込み時(またはローン実行時)の金利が、
返済終了まで変わらず適用されるローンです。

固定金利は、10年物国債利回り を基準に決まります。
(10年物国債利回りが上がると、固定金利も上がる)

【10年物国債利回りとは】
日本が発行する債券の利回りのこと。償還期間が10年です。

(2)変動金利型

【変動金利型とは】
市場の金利の変動に応じて金利が変動するローンです。

変動金利は、政策金利 を基準に決まります。
(政策金利が上がると、変動金利も上がる)

【政策金利とは】
景気や物価の安定など金融政策上の目的を達成するために、
中央銀行(日本では日本銀行)が設定する短期金利(誘導目標金利)のこと
引用:【知っ得用語】政策金利 | 三菱UFJ銀行 (mufg.jp)

一般的に、固定金利 > 変動金利 です。

(3)固定金利選択型

【固定金利選択型とは】
返済期間のはじめのうちは固定金利で、
固定金利期間が終了したあと、固定金利型か変動金利型か選択できるローンです。

固定金利期間が長いほど、固定金利期間の金利は高くなります。

 

住宅ローンの返済方法

How-to-repay-a-mortgage

住宅ローンは、毎月返済していきます。

その返済の構成は、元金部分+利息部分 に分けられます。

この構成方法によって住宅ローンの返済方法は、
・元利均等返済
・元金均等返済
の2種類に分けられます。

1つずつ紹介していきます。

(1)元利均等返済

【元利均等返済とは】
毎回の返済額(元金と利息の合計額)が一定の返済方法。
元利均等返済の毎月の返済は、下図イメージです。

Equal-repayment-of-principal-and-interest

ローンを返済し始めた当初は、利息部分 > 元金部分 になります。
ローンを返済し終える頃には、利息部分 < 元金部分 になります。

(2)元金均等返済

【元金均等返済とは】
毎回の返済額(元金と利息の合計額)のうち、元金部分が一定の返済方法。
元金均等返済の毎月の返済は、下図イメージです。

Equal-repayment-of-principal

返済額は、ローン返し始め > ローン返し終わり になります。

返済総額は、元利均等返済 > 元金均等返済 になります。

 

住宅ローンの種類

Types-of-mortgages

主な住宅ローンの種類は、
・財形住宅融資
・フラット35
・民間の金融機関(銀行など)の住宅ローン
になります。

ここでは、
・財形住宅融資
・フラット35
を紹介します。

1つずつ紹介していきます。

(1)財形住宅融資

【財形住宅融資とは】
財形貯蓄を行っている場合において、一定の条件を満たしたとき、
購入価格の90%以内(貯蓄残高の10倍以内で最高4000万円まで)の
融資を受けることができる公的ローン。
財形貯蓄には、
・一般財形貯蓄
・財形住宅貯蓄
・財形年金貯蓄
の3つがあります。
どの財形貯蓄を行っている場合でも、財形住宅融資を受けることができます。
金利 返済の開始から終了までの全期間、
5年ごとに適用金利を見直す5年固定金利
融資金額 財形貯蓄の10倍までの額で、最高4,000万円まで
融資条件 ・1年以上継続して積み立てていること
・財形貯蓄残高が50万円以上あること

(2)フラット35

【フラット35とは】
民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携し、
提供している長期固定金利型の住宅ローン。

金利 返済の開始から終了までの全期間、固定金利
融資金額 100万円以上8,000万円以下
融資条件 ・日本国籍の方、永住許可を受けている方または特別永住者の方
・申込時の年齢が満70歳未満であること

 

 

住宅ローンの繰上げ返済

Early-repayment-of-mortgage

【繰上げ返済とは】
通常の返済以外に、元金の一部や文武を返済すること。
繰上げ返済を行うことで、ローンの元金が減るので、利息も減り、
総返済額を減らすことができます。
繰上げ返済の方法には
・返済期間短縮型
・返済額軽減型
があります。
1つずつ紹介していきます。

(1)返済期間短縮型

【返済期間短縮型とは】
毎回の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法。
返済額軽減型よりも、利息の軽減効果が大きいです。

(2)返済額軽減型

【返済額軽減型とは】
返済期間を変えずに、毎月の返済額を減らす方法。

住宅ローンの借換え

Refinancing-a-mortgage

【借換えとは】
金利の高いローンを一括して返済し、金利の低いローンに換えること。
借換えは、ローンの総返済額を減らせる方法ではありますが、
新たなローンを組むことになります。
その際に発生する手数料が約100万円(金融機関によりますが)と高いので、
金利が低いからと言って、安易に借換えしないことをお勧めします。
なお、財形住宅融資などの公的ローンへの借換えはできません。

住宅ローンの生命保険(団体信用生命保険)

Mortgage-Life-Insurance

住宅ローンを組む際は、必ず契約しなければならない生命保険があります。

それが、団体信用生命保険です。(”団信”とよく略されて呼ばれているものです。)

【団体信用生命保険とは】
住宅ローン返済中に債務者が死亡した場合、
保険会社がその時点の住宅ローン残高を保険金として
金融機関に支払うという契約の保険のこと。
つまり、団体信用生命保険を契約した後、
住宅ローン債務者が死亡したら、
遺族は残りの住宅ローンを支払う必要がありません。
また、団信に入ったら保険の見直しをお勧めします。
我が家の一例をあげます↓
我が家は、団信に入るまで旦那は「掛け捨ての生命保険」に加入していました。
ですが、住宅ローンを組む際は団信に入る必要があり、
加入済みの生命保険と団信の保障内容が被ってしまうことがありました。
なので、もともと加入していた生命保険を解約し、
我が家の生命保険は団信のみにしました。
このように、団信に加入した際は、
保険の見直しをすることをおすすめします。
いかがでしたでしょうか?
住宅ローンのことは、これだけ知っていれば大丈夫!
なことをまとめてみました。
この記事が少しでも多く人の参考になれば幸いです(/・ω・)/
以上、ハムスター社長でした🐹
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