固定資産税の仕組みとは?

こんにちは、ハムスター社長です🐹

我が家に「納税通知書」が届きました。

毎年思います「もうそんな時期か」と(/・ω・)/

去年、固定資産税10万はらったのに、また10万払うのかと。

まあ納税は国民の義務ですからね。

今年もきっちり払わせていただきましたよ。

なので今回は、「固定資産税」の仕組みを解説していきたいと思います。

 

目次

固定資産税とは?

What-is-property-tax?

【固定資産税とは】
固定資産(住宅・土地など)に対して課される物税です。
また、市町村が固定資産の所有者に対して課す税金です。
納税義務者は、毎年1月1日時点で固定資産を持っている人。

税金には、
・国税
・地方税
の2種類があります。

この中でも、固定資産税は、地方税の1つです。

(1)固定資産税の計算方法

固定資産税の計算式は下記です。

固定資産税 = 課税標準額 × 1.4%(税率)
【課税標準額とは】
市町村の長が、総理大臣が定めた基準に基づいて、固定資産を評価します。
この評価に基づき、資産価格を決定したのが、課税標準額となります。
1.4%(税率)について】
税率は、原則1.4%です。
しかし、市町村区は必要に応じて1.4%と異なる税率を定めることができます。
また、課税標準額には、特例があります。

住宅用地の課税標準額の特例

住宅用地の課税標準額の計算方法は以下です。

【小規模住宅用地(200㎡以下の部分)】
固定資産税 = 課税標準額 × 1/6 × 1.4%(税率)
【一般住宅用地(200㎡超の部分)】
固定資産税 = 課税標準額 × 1/3 × 1.4%(税率)

住宅用地は、
・小規模住宅用地
・一般住宅用地
に分けられます。

一戸建ての場合、
・小規模住宅用地 → 住宅用地の200㎡までの部分
・一般住宅用地 → 小規模住宅用地以外(住宅用地の200㎡以降)の部分
で分けれます。

例えば、一戸建ての住宅用地が300㎡だった場合、
・小規模住宅用地 → 200㎡
・一般住宅用地 → 100㎡
となります。

※マンションなどの集合住宅は、定義が異なります。

(2)固定資産税の支払い方法

固定資産税の支払い方法は下記6つです。
① 現金
② 口座振替
③ ペイジー
④ クレジットカード
⑤ 電子マネー
⑥ スマホ決済

中でも私のおすすめは、スマホ決済です。

それぞれのメリット・デメリットを端的に書きます。

① 現金

【メリット】
・領収書がすぐ受け取れる。
・手数料がかからない。
【デメリット】
・金融機関やコンビニエンスストアに足を運ばなくてはいけない。
・ポイント還元がない。

② 口座振替

【メリット】
・手数料がかからない。
・スマホで手続きできる。
【デメリット】
・ポイント還元がない。

③ ペイジー

【メリット】
・手数料がかからない。
・スマホで手続きできる。
【デメリット】
・ポイント還元がない。

④ クレジットカード

【メリット】
・スマホで手続きできる。
・ポイント還元がある。
【デメリット】
・手数料がかかる。
・領収書が発行されない。

⑤ 電子マネー

【メリット】
・ポイント還元がある。
・手数料がかからない。
【デメリット】
・コンビニエンスストアに足を運ばなくてはいけない。

⑥ スマホ決済

【メリット】
・ポイント還元がある。
・手数料がかからない。
・スマホで手続きできる。
【デメリット】
・コンビニエンスストアに足を運ばなくてはいけない。
・領収書が発行されない。

(3)固定資産税の通知

固定資産税の通知は、「納税通知書」によって納税者へ届けられます。

納税通知書が届けられるのは、毎年4~6月の間に、年1回だけです。

(4)固定資産税の支払い時期

支払いのタイミングは、
1回払いでもOKですし、4回払いでもOKです。

1回払いだと、支払期限は6月ごろです。
4回払いだと、支払期限は6月、9月、12月、翌年2月ごろです。

(5)固定資産税の減額措置

新築住宅は、120㎡までの部分について、下記減額措置を受けられます。

【固定資産税の減額措置(新築の場合)】
戸建ての場合、年間は住宅の固定資産税が1/2
マンション場合、5年間は住宅の固定資産税が1/2
【固定資産税の減額措置(新築の認定長期優良住宅の場合)】
戸建ての場合、年間は住宅の固定資産税が1/2
マンション場合、年間は住宅の固定資産税が1/2
ここで注意してもらいたいのは、
住宅の固定資産税が1/2になるということです。
住宅を持っている人の固定資産税は、

土地」の固定資産税 + 「住宅」の固定資産税

で構成されています。

その「住宅」の固定資産税が1/2になる、ということを覚えておいてください。

固定資産税について、よくある疑問

Frequently-asked-questions-about-property-taxes

固定資産税について、よくある疑問を下記にまとめました。

(1)不動産を購入した年の固定資産税は?

上記で固定資産税の納税義務者は、
「毎年1月1日時点で固定資産を持っている人」と紹介しました。

不動産を購入した年の固定資産税は、基本払いません。

ですが、大概は、
不動産を売った人が、不動産を買った人に按分率で固定資産税分を請求します。

例えば、
2023年に、Aさん(不動産を買う人)はBさん(不動産を売る人)から7月1日に
住宅+土地(固定資産税額:10万円)を購入するとします。

Aさんは、2023年1月1日に住宅+土地を持っていたので、
市町村区に、固定資産税(10万円)を6月に支払い済みです。

Bさんは、2023年7月1日(2023年の1~6月を経過後)に住宅+土地を持つことになるので、
Aさんに、固定資産税(5万円)を支払うことになります。

ただし、固定資産税の按分率は、
住宅を売買する人によって決めれるので、
住宅購入したときの初期費用にどれだけ含まれているか確認してみてください。

(2)固定資産税の支払いは、分割?一括?

固定資産税の支払い総額は「分割」でも「一括」でも変わりません。

個人的には、どちらでも良いです。

「分割」と「一括」のメリット・デメリットを端的に記載します。

 

固定資産税を分割で支払ったとき

【メリット】
・一気に、数万~数十万を支払う必要がない。
【デメリット】
・支払いを忘れる。

固定資産税を一括で支払ったとき

【メリット】
・支払いを忘れない。(1回だけなので)
【デメリット】
・一気に、数万~数十万を支払う必要がある。

(3)固定資産税を延滞したらどうなる?

まず、税金の延滞はしないでください。

ただし、万が一、固定資産税の支払いを忘れてしまった場合は、延滞金が発生します。
※延滞金が1000円未満であれば、払う必要はありません。

また、ずっと延滞していれば、住宅+土地が差し押さえられるので注意してください。

 

いかがでしたでしょうか?

毎年忘れたころにやってくる固定資産税。

税金の支払いは義務なので、しっかり払っていきましょうね(/・ω・)/

以上、ハムスター社長でした🐹

 

 

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