基本的な景気・経済指標【経済を知ろう】

こんにちは、ハムスター社長です🐹

私は株式投資を行っています(/・ω・)/

米国株で約300万円、日本株で約30万円、NISA株を約100万円
持っています。

株式投資を行う人であれば、
景気・経済の指標に興味がある人は多いはず。
(もちろん株式投資だけでなく、金融商品を持っている人全般に言えますね)

ということで今回は、「基本的な景気・経済指標」について解説していきたいと思います。

はい、目次!!

 

目次

主な景気・経済指標

Major-Economic-Indicators

ここでは主な景気・経済指標を紹介していきます。

主な景気・経済指標は、
・GDP(国内総生産)
・経済成長率
・景気動向指数
・日銀短観
・マネーストック
・物価指数
の6つです。

(1)GDP(国内総生産)

【GDP(国内総生産)とは】
国内の経済活動によって新たに生み出された財・サービスの付加価値の合計。
ハムスター社長
ハムスター社長

国内!!ということが重要です!

付加価値というのは、「儲け」と思ってください。

GDPは、内閣府が年4回発表します。

(2)経済成長率

【経済成長率とは】
一国の経済規模の1年間における成長率を言い、
一般的にはGDP(実質GDP)の伸び率のことを言う。

GDPには、
・実質GDP
・名目GDP
があります。

名目GDPは、GDPを時価で評価したものです。
実質GDPは、名目GDPから価格変動の影響を取り除いたものです。

(3)景気動向指数

【景気動向指数とは】
景気の状況を総合的にみるために、複数の指標を統合した景気指標。
この景気動向指数に使われる主な指標は下記です。
景気動向指数に
使われる主な指標
見込み
先行
指数
新規求人数 求人が増える→これから景気が良くなる!
新設住宅着工床面積 新設住宅が増える→これから景気が良くなる!
実質機械受注 製品をたくさん作るから機械受注が増える
→これから景気が良くなる!
一致
指数
鉱工業生産指数 いま生産中→今の景気を表す
有効求人倍率 いまの求職者1人あたりの求人数→今の景気を表す
遅行
指数
法人税収入 景気が良くなる→モノが売れる→企業の収益が増える
法人税が増える
家計消費支出 景気が良くなる→企業の収益が増える→給料が増える
→消費者がモノを買う→家計消費が増える
完全失業率 景気が良くなる→企業が人を雇う→失業率が減る

左列の指数の意味は、
・先行指数(景気に先行して動く指数)
・一致指数(景気に一致して動く指数)
・遅行指数(景気に遅れて動く指数)
です。

景気動向指数には、CIとDIがあります。

【CIとは】
コンポジット・インデックスの略。
景気動向の大きさや変動のペースなど「量的」な把握を可能にする指標。

【DIとは】
ディフュージョン・インデックスの略。
景気動向の方向性を示す指標。

従来はDIを中心に発表されていましたが、
最近はCIを中心に発表されています。

また、内閣府が毎月発表します。

(4)日銀短観

【日銀短観とは】
日本銀行が上場企業や中小企業に対して、
現状と3か月後の景気動向に関する調査を行い、
それを集計したもの。
日本銀行が年4回発表します。

(5)マネーストック

【マネーストックとは】
個人や法人(金融機関以外)、地方公共団体などが保有する通貨の総量のこと。
マネーストックの注意点として、
国や金融機関が保有する通貨は含みません。
日本銀行が毎月発表しています。

(6)物価指数

【物価指数とは】
ある分野についての総合的な物価水準を指数によって表したもの。
物価指数には、
・企業物価指数
・消費者物価指数
があります。

企業物価指数

【企業物価指数とは】
企業間で取引される商品などの価格変動を表す指数。
原油価格や為替相場変動の影響を受けるため、消費者物価指数より変動が激しいです。
日本銀行が毎月発表しています。

消費者物価指数

【消費者物価指数とは】
全国の一般消費者が購入する商品やサービスの価格変動を表す指数。
総務省が毎月発表しています。

景気・経済指標を確認する時のポイント

Points-to-consider-when-checking-economic-and-economic-indicators

景気・経済指標を確認する時のポイントを紹介していきます。

(1)日本だけでなく、米国の景気・経済指標も確認する

米国は世界各国に多大な影響を与える経済大国なので、
米国の景気・経済指標は、日本の金融商品に影響を与えます。

なので、米国の景気・経済指標も気にしましょう。

米国の主な景気・経済指標は
・米国のGDP(国内総生産)
・ISM製造業景況指数
・米国雇用統計
・ADP雇用統計
・CPI(消費者物価指数)
・FOMCの動向
です。

(2)景気・経済指標だけを過信しすぎない

景気・経済指標を気にしている方は、
何かしらの金融商品を所有しているはずです。

景気・経済指標の発表前後は、株価などに影響をもたらし、
大幅に下落・上昇する可能性もあります。

ただ株価に予め、景気・経済指標の動向を織り込み済みであれば
景気・経済指標の発表前後でも株価に影響ない場合もあります。

ですので、投資歴が浅い方はなるべく
景気・経済指標の発表前後に株のトレードをしないことをお勧めします。

 

いかがでしたでしょうか?

最初はとっつきにくい景気・経済指標ですが、
資産運用をする上では大事なものです。

理解していきましょう!

この記事が参考になれば嬉しいです(/・ω・)/

以上、ハムスター社長でした🐹

 

 

シェアお願いします
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次